
図3.3.1.1−1 衛星航法プログラム

図3−3−1.1−2 WAASコンセプト

WAASの設計
主な性能要件は次の通りであるが、垂直誤差要件を最も厳しいので主にそれを示す。
(1)TSE これは航空機の実位置と所望位置との差であって、FTEとNSEとを含む、FAAとICAOが作成した地はDH200ftで95%の垂直誤差としては9.7m、及び11.6mとそれぞれ規定している。
(2)FTE これは航法システムの指示に従って装置又は航空機を飛行させる能力であり諸種の条件で異なり単一のFTE要件はない。
(3)NSE これは基準源で決められる実航空位置と航法システムの測定位置との差であって現在のCat ? ILSをベースとする垂直NSEは約4.1m(95%)であるが、TSE要件と最近のオートパイロットシステムのFTEとを使用すればNSE≦9.5mでFAAのCat ?垂直要件9.7mを満たすだろうと思われる。
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